フランスから火が付いた、焼くだけで三層に分かれる不思議なケーキ「マジックケーキ」のご紹介です。
今やフランスのお料理サイトでは様々なバージョンのマジックケーキが掲載されています。
その中で、一番基本的で失敗のないようにアレンジしたマジックケーキのレシピをご紹介します。
マジックケーキは卵、牛乳、小麦粉を混ぜ合わせて焼くだけなのに、スポンジ層、カスタード層、プリン層に勝手に分かれてくれます。
つまり・・・一度に三つの味が楽しめるという魔法のケーキなのです。
マジックケーキの材料
パウンド型1台( 幅9cm・高さ6cm・長さ18cm ) + マフィン型2つ
卵 | 2個 |
砂糖 | 60g |
水 | 小さじ2 |
無塩バター | 60g |
バニラエッセンス | 数滴 |
小麦粉 | 60g |
塩 | 一つまみ |
牛乳 | 250ml |
マジックケーキの作り方
下準備
- 材料を計量する
- 卵を、卵黄と卵白に分ける
- 牛乳を常温に戻す
- バターを電子レンジで溶かす
調理手順
- 卵白をあわ立て、途中で砂糖(30g)を混ぜながらしっかりしたメレンゲを作る
- ボールに卵黄、砂糖(30g)、水を加え白っぽくもったりするまで泡だて器でかき混ぜる
- 電子レンジで溶かしたバター、バニラエッセンス、塩を加える
- ヘラに持ち替えて、小麦粉を加え切るように混ぜる
- 常温に戻した牛乳を混ぜる
- 1のメレンゲを加え、泡を潰さないようにさっくり混ぜ合わせる(メレンゲが表面に浮かんでいる状態でOK)
- 紙を敷いた型に流し込む
- 150℃に予熱したオーブンで40分焼いたらオーブンで取り出し、荒熱をとる
マジックケーキの魔法のかけ方
マジックケーキは、メレンゲを潰さないようにすることがとても大切なポイントになります。
生地を型に流し込んだ時、表面がメレンゲで凸凹した状態でオーブンに入れます。焼いているうちに自然に表面が平らになり、スポンジ層となります。二層目はカスタード層、三層目は固めのプリンです。
マジックケーキは生地がとても緩いので、底が外れない型を使用してください。
ケーキに高さがある方が、三層に分かれやすいので今回は18cm丸型ではなく、小さめのパウンド型を使用しました。
どうしても上手くいかない、三層に分かれない…と言う方は
マジックケーキ攻略法 も合わせてお読みください。
マジックケーキのお味は
マジックケーキの一番上のスポンジは、シュー生地にも似た軽い焼き上がりです。粉砂糖が合う感じです。
二番目のカスタードは、優しい甘さでフルフルした食感です。ひとつまみだけ加えた塩がいい仕事をしていて、単調になりがちな甘さを引き締めてくれてます。
三番目のプリンは、固焼きプリンともフランとも形容されますが、モチモチした弾力のある層になります。
普通、層状になったケーキは底に砕いたクッキーを敷いたり、別にムースを泡立てたりと手順が多くなります。
が、このマジックケーキなら、一つのボールにドンドン材料を入れてかき混ぜるだけ。焼いている間に、まさに魔法がかかったかのように三層に分かれてくれる魔法のケーキなのです。
マジックケーキのクリームチーズ味は、こちらにレシピがございます。
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