5月5日放送の「このニュース得する人損する人」では、家事えもんが100人分の学校給食に挑戦しています。
それもただ作るのではなく、子供が嫌う食材をあえて使って美味しく楽しく食べて貰おうという企画でした。三度飯も一応こども時代を経験しているので、嫌いなものは絶対に食べたくない!!という心理は理解できます。子供は正直なので、TVだろうとなんだとうと不味かったら不味いというだろうし・・・家事えもん大丈夫なの??と心配になってしまいますね。
今回のメニューは、アジを作ったアジバーグをバンズで挟んだハンバーガーです。子供たちの嫌いな食べ物アンケートで上位にあがった、魚(アジ)・にんじん・トマトが使われています。
子供たちが嫌う理由を読んでみると、
- 魚は、小骨が上手く取れないから。
- にんじんは、匂いがいや。
- トマトは、中から変な汁(?)がでてくるから。
嫌いな理由を読む限り、なかなか手ごわそうに思えます!!だからこそ一層アジバーグを、作ってみたくなります!!
では今日も、楽しく美味しく、作ってみましょう♪
家事えもんアジバーグのハンバーガーの材料
アジバーグ
三枚おろしのアジ | 120g(2匹くらい) |
たまねぎ | 50g |
小麦粉 | 30g |
にんじん | 1本 |
サラダ油 | 適量 |
トマトソース
たまねぎ | 50g |
トマト | 1個 |
コンソメ | 1g |
サラダ油 | 大さじ1/2 |
にんじんの汁 | 大さじ1 |
- バンズ・・・・2個
- キャベツの千切り・・・適量
家事えもんアジバーグのハンバーガーの作り方
- みじん切りにしたたまねぎを炒め、荒熱をとっておく。
- にんじんはすりおろし、キッチンペーパーかガーゼで包み、汁を絞る。残った実をバットに広げ、小麦粉をまぶしながらぽろぽろの状態にする。
- アジを包丁で叩いて潰すか、FPでミンチ状にする。
- ボールにミンチ状のアジ、1のたまねぎ、2で絞ったにんじんの汁を混ぜ合わせる。この時、アジが扱い易く、ひとまとまりになるようににんじんの汁を加減する。
- 4を二つに分け、平たい長方形になるように成型し、2の小麦粉と混ぜたにんじんの実を表面にまぶす。
- フライパンにやや多めに油をしき、5を揚げ焼きにする。
- 焼き色がついたら別の皿にどかし、キッチンペーパで拭いてフライパンをキレイにする。
- ざく切りにしたトマト、みじん切りのたまねぎ、にんじんの汁を加えとろみが付くまで煮込む。
- 半分に切ったバンズに千切りキャベツ、アジバーグ、トマトソースの順に重ねたら完成。
アジバーグに学ぶ、家事えもんの凄い技
ここ最近の「このニュース得する人損する人」では、次々にあたらしい芸人さんが登場しています。サイゲンだいすけや、ばたこやん、たまみちゃん等など。正直、そういった他の芸人さんに押されぎみだった家事えもんは、登場時間が短い放送回もありました。
が、しかし!!今回のアジバーグは、家事えもんの真骨頂というべき「普段使いの食材から、新しい美味しさを生み出す」ことに成功しています。
学校給食ゆえ、カロリーや塩分に制限があるなかで、美味しく食べて貰うにはどうしたらいいのか?家事えもん考え出したアイデアはこうです。
- 魚臭さを消すために、アジバーグを平たい四角形にしました。本来のハンバーグは俵型ですが、平たい四角形だとフライパンに接する部分が多くなり、香ばしさが増すからなんです。
- にんじんは、汁をしぼったあとの実に小麦粉をくわえぽろぽろのパン粉状にしました。小麦粉と一緒に焼くと、にんじん臭さは消えます。また形からはにんじんだと分からないので、それも一役買っています。
- トマトは、たまねぎと一緒に炒めることで甘みが増します。種の部分の酸っぱい汁も分からなくなるので、トマト嫌いでもOKだということです。
- 塩分の制限は、にんじんの汁を上手く使い、薄味でも美味しく食べられるようになっています。炒め物をするときは、とりあえず塩胡椒をふる習慣を見直さないといけない気がします。
これだけ細部にわたって気を配りながら、100人分を時間内につくるのは大変だと思います。早く、早く!!と皆が慌てるなかで、家事えもんが言いました。「100個作る~ってなってますけど、一人にとっては1個なので。あまりにクオリティーが下がるのも・・・」。
そうなんですよね、、、調理はたしかに「作業」だけど、食べてくれる人がいる以上雑にはできないし、喜んで貰うという大前提を忘れてはいけません。
家事えもんさんと肩を並べられるとは一ミリも思いませんが、心がけの部分も見習いたいです。
で、アジバーグのお味はどうなのよ???
バンズでサンドするとかなりの厚みになります。これをガブリと行くと、にんじんで作った衣がホントに全然!にんじんとは分かりません。
アジバーグの部分は、魚の青臭さがまったく無く、こおばしさが口いっぱいに広がります。魚が使われていると言われたら納得ですが、美味しさは格別なので魚嫌いでも大丈夫です。
1gのコンソメしか使っていないトマトソースですが、薄味なんてことは無く、アジバーグのこうばしさと相まってこれまた美味しいんです。月並みな表現になりますが、食材同士が引き立てあっています。アジとトマトがこんなに合うなんて、脱帽ですね。
↓レシピブログといえば、ここでしょうか↓
こだわりのレシピが大集合しています。