海外のお菓子って、どうしてあんなに魅惑的なんでしょう。写真をみるだけでうっとりしてしまいます。
そんな中から今日は、発祥の地がニュージーランドともオーストラリアともいわれている「パブロバ」を作りました。
パブロバって日本では聞き慣れないスイーツですよね?
なんでもロシアの有名なバレーダンサーであるアンナ・パブロバが、オーストラリアを訪れた際に贈られたお菓子なんだそうです。自分の名前のついたお菓子が贈られたら、相当嬉しいですよね。しかも、こんなスイートな夢のようなお菓子ですから。
じっさいにレシピを調べてみた感想は、使われている砂糖の量が半端ない!!卵白3つに対して砂糖は250g!!!!!そのおかげで、焼き上がりがサックサクにはなるのですが。
これを日本人の舌にも甘すぎないよう、レシピを改良しました。
砂糖をかなり減らしたので、表面のサクサク加減は余り感じられません。中はクリームのような、マシュマロのようなやわらかさです。
あんまり大量にできても困るので、卵白1個の量で考えました。あと、切り分けなくても済むように、一口サイズにしてみました。
作り方は、シンプルです。あわ立てたメレンゲをオーブンで焼き、生クリームやフルーツで飾ったものがパブロバなんです。
パーティやおもてなしにも、華やかでおすすめです。
焼きメレンゲ菓子パブロバの材料
分量:直径5cmのもの3つ 調理時間:1時間(冷ます時間は含まず)
卵白 | 1個 |
冷水 | 大さじ1 |
グラニュー糖 | 50g |
バニラエッセンス | 適量 |
コンスターチ | 小さじ2 |
お酢 | 小さじ1 |
生クリーム | 100ml |
好きなフルーツ | 適量 |
焼きメレンゲ菓子パブロバの作り方
- あわ立て始めると、手がふさがるのであらかじめ材料を小皿にだして、準備しておく。
- オーブンは150度で余熱しておく。
- キレイなボールに卵白を入れ、あわ立てる。
- この程度泡だったら、冷水を加えさらに混ぜる。
- グラニュー糖を三回にわけて加え、そのつど混ぜる。ピンと角がたつ状態まで。
- バニラエッセンス、コーンスターチ、お酢を加え、そのつど混ぜる。
- メレンゲに艶がでて、ボールを逆さまにしても落ちない程度になるまであわ立てる。
- 天板にオーブンシートをしき、3等分して、丸い形にメレンゲを乗せる。
- 真ん中を少し窪ませたら、150℃のオーブンで30分焼く。
- 焼きあがったらオーブンの扉を閉めたまま、30分放置する。
- オーブンから取り出し網にのせ、完全に冷ます(3時間程度)。
- 甘みをくわえずに固くあわ立てた生クリームと、フルーツをトッピングしたら完成。
パブロバを上手に焼くための注意点
パブロバを作るにあたり、注意したいことがいくつかあります。
くちどけが良いメレンゲにするには
パブロバの美味しさは、メレンゲにかかっています。しっとりしていて、口の中で解けて消えるようなメレンゲだと大成功です。
そのためには、メレンゲにお酢、コーンスターチを加えます。また、あわ立て過ぎないことも大切です。
その他の良くある失敗は、砂糖が溶けきっておらずザラザラした食感になること。これを防ぐには、砂糖を数回に分けて加え、指で触ってざらつきが残ってい無いか確認すると良いでしょう。
オーブンに入れる前のひと手間
焼き型いらずのパブロバは、天板にメレンゲを直接広げます。このとき、真ん中を窪ませておくと、あとからデコレーションがやりやすくなります。
焼きあがったら自然に冷ます
焼きあがったパブロバをすぐにオーブンから出すと、しぼんだりひび割れの原因になります。オーブンの扉は閉めたまま、ゆっくり冷ましましょう。目安として3~6時間かけて冷ましますが、翌日まで放置するという方もいらっしゃいます。
レシピから砂糖を減らした結果
砂糖の量で、サクサク加減は左右されます。このレシピでは、外側もしっとりした仕上がりになります。
外はサクサクという海外のパブロバにする場合は、砂糖を100gに増量してください。
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