フランスからやってきた不思議なケーキは、単に焼くだけで三層にわかれる魔法のケーキなんです。その名も「マジックケーキ」。
上からスポンジ、カスタード、プリンの三層になります。焼くだけなのにどうして三層になるの??と思いますよね。
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これは、生地の主成分になっている小麦粉・卵・牛乳の比率に秘密があるんです。
じっくり時間をかけて焼き上げている間に、生地に含まれた小麦粉は底の方に沈んでいきます。このため、層によってふくまれる小麦粉の割合が変わってくるのです。
まず、表面には小麦粉が少なくなり、代わりにメレンゲがたくさん含まれることになるので、軽い口当たりのスポンジ生地になります。
中間の層には、小麦粉はそこそこふくまれますが、卵と牛乳がたくさん含まれるので、加熱されるとカスタードになります。
最後に一番下の層にはしずんだ小麦粉が多く含まれるので、固焼きプリンの食感になるのです。
重力を利用して三種類の味を一度に味わえるこのマジックケーキは、コツさえつかめば簡単に三層になります。なのに、三層のケーキが焼けるなんて、すごい料理上手だと思ってもらえるので、そう言う意味でもお得なんですよ笑。
さらにさらに、マジックケーキはアレンジがしやすい。今日は板チョコをつかってチョコレート味のマジックケーキに挑戦してみました。
板チョコでチョコレートマジックケーキの材料
分量:パウンド型1台( 幅9cm・高さ6cm・長さ18cm )
調理時間:70分
板チョコ | 1枚 |
有塩バター | 50g |
卵 | Mサイズ2個 |
水 | 大さじ1 |
グラニュー糖 | 60g |
薄力粉 | 70g |
牛乳 | 200ml |
板チョコでチョコレートマジックケーキの作り方
- ボールに有塩バターと、手で割った板チョコを入れ、湯煎にかけて溶かす。
- チョコレートが解けてつやが出てくるまで、かき混ぜる。
- 卵を黄身と卵白にわけ、卵白は冷凍庫に入れる。
- 黄身を入れたボールに水(大さじ1)を加え、グラニュー糖(10g)白っぽくもったりするまで混ぜる。
- 2のチョコレートのボールに、4の黄身をくわえ混ぜる。チョコの温度が高いと、黄身が固まるので注意すること。
- ふるった小麦粉をくわえ、ここからはヘラで切るように混ぜる。
- 牛乳を三回にわけて、混ぜ合わせる。
- オーブンを150℃で余熱しはじめる。
- 冷凍庫から卵白を取りだし、グラニュー糖(50g)を三回にわけて加えながら固いメレンゲにする。
- 最後に低速モードにして、大きな泡を消すようにしてメレンゲにつやが出る状態まで。
- 7のボールにメレンゲをくわえ、泡が消えないようにざっくりまぜあわせる。
- 表面にメレンゲが浮かんでいる状態で、OK。
- 型に流し込み、150℃のオーブンで40分焼く。
- 表面が焦げそうになったら、アルミホイルを被せる。焼きあがったら、完全に冷ましてから切り分ける。
- パウンド型でもこのようにカットすると、ケーキ型で焼いたようにみえます♪
チョコレート味のマジックケーキは、プレーンタイプのものと比べると、一番したの層でプリンの部分がかなり大きくなりました。

一番上のスポンジの層には、ココアパウダーがかかっていてみえにくいのですが、メレンゲの白い塊がぽつぽつ残っていました。他の部分にチョコレートの色が付いているので、メレンゲの白が目立つんですね。
なので、私はココアパウダーを多めにふるようにしています。
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